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2.子供の矯正歯科

小児矯正治療は、あごのバランスを整えたり、前歯の軽いでこぼこを治したりと言うことを行っていきます。難しい症例の場合,大人の矯正の前段階という位置づけになります。永久歯列の完成までの期間が矯正の対象期間となります。男女ともに、小学校高学年から中学校くらいまでですが、成長の遅早により前後します。

子供のころから矯正をするメリット

あごの成長する子供のころに、悪い歯並びやくせを放っておくと、あごが異常な発育をし、顔の形あごの運動に影響が出ることがあります。上下のあごがずれることによっておこる受け口などは、乳歯のはえている早い時期からの治療が効果的で、早い時期に矯正を始めると、あごの成長を適切に誘導し、それを利用しながら治療を進めていくことができるので、良好な噛み合わせをつくれる可能性が高くなります。
  矯正を始めるタイミングはお子さんが器具を使えるようになれば,いつでも可能ですが、あごの成長を治療に利用できる時期の方がより良好な治療結果を期待できますですから、気になったときが治療時期と考えていただき,一度検診を受けることをお勧めします。

子供のころにありがちな症例

矯正歯科治療例/子ども 乳歯列期ならびに混合歯列期の矯正歯科治療:第1期治療 ○反対咬合(受け口)○反対咬合(受け口)子ども

混合歯列期の受け口です。チンキャップとよばれる帽子をつけて、脱着式のプレートを上あごに装着して前歯を押し出すようにしました。

小児矯正のQ&A

Q1 :矯正治療にはどれくらいの期間かかりますか?

A : 永久歯列の八重歯の矯正治療で1年半〜2年半程度です。成長を利用して治療する小学生では、虫歯になりにくく目立ちにくい、単純な装置で、1〜2年ほどかけてあごの骨の形を含めて歯並びを矯正します。この場合中学生になってから仕上げをすることもあります。
すべて永久歯に生え変わっている場合には、数本の歯を部分的に矯正するのに数ヶ月、全体的に矯正するのに1〜2年ほどかけます。成長が止まるまでの期間の管理が必要な場合もあります。
通院は、通常月1回で、その後の後戻り防止の保定もほぼ同期間に行います。成長期の子どもさんの矯正では、小学校低学年から高校生くらいまでかかることもあります。歯並びが直ったあとは、年に1、2回定期検診をして、メンテナンスをします。

Q2 :歯を抜くこともありますか?

A : もちろんあります。とくに出っ歯の矯正治療の場合、前歯を大きく後退させる必要がありますから、歯を抜かないと後退スペースを確保できず、きれいに仕上げるのが難しくなることがあります。

Q3 :矯正治療は痛くありませんか?

A : まったく何ともないと言えばうそになりますが、通常は1週間〜10日で慣れます。また、矯正治療が進むにつれ歯の動く量が小さくなりますから、楽になっていきます。

Q4 :矯正治療を始める目安はいつですか?

A : 気になったときが始める時期です。いつ始めても遅すぎるということはありませんが,難しい症例であれば早くに始めておく方が良い治療結果が得られます。

Q5 :治療中気をつけないといけないことはありますか?

A : 治療によって良い口腔内環境をつくり、全身の健康、ひいては人生の質の向上を目指しています。他の治療もそうですが矯正治療はとくに患者さまの協力が必要な治療です。装置を指示通りに使えない場合は、良い治療結果が得られませんし,治療が長引く原因になります。また口腔内の衛生状態を保つことができなければ,ムシ歯や歯周病を誘発する原因となるため,これらの協力の得られない場合は、やむを得ず治療を中止する場合もあります。
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